プレスリリース : 「第3回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」の開催の案内

「第3回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」の開催の案内

次世代の航空産業を担う人材育成と、飛行ロボットの普及を目指し、日本航空宇宙学会は、3月21日(金)22日(土)、大田区産業プラザにおいて、「第3回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」を開催し、全国の大学、高専等の学生チーム及び海外からの参加チーム総勢44組が、自作の飛行ロボットで競います。

日本の航空産業は、YS-11以来、国産旅客機製造が途絶えていますが、国際航空機開発のパートナーとしてのゆるぎない地位を得、今まさに国産旅客機開発を再開させようとしています。こうした状況において、学生の人材育成の一助として、日本航空宇宙学会は、東京大学21世紀COEプログラム「機械システム・イノベーション」、中小企業支援NPO法人大田ビジネス創造協議会(OBK)、大田区等と共催で、学生室内飛行ロボットコンテストを開催します。

コンテストは、学生の設計、製作による重さ150グラム以下の飛行機または長さ1.5メートル以下の飛行船を対象とし、機体に取り付けた超小型カメラで、展示ホールの床に置かれた紙の文字を読み取ることで争います。こうした飛行ロボットは、災害時の状況把握や自然環境観測などの目的で今後の実用化が期待され、この大会はその普及促進にも貢献します。
なお、22日(土)には、同会場で大田区の小学生を対象に、折り紙ヒコーキ大会を開催し、活動の様子を多くの子供たちにも伝えます。

社団法人日本航空宇宙学会
全日本学生室内飛行ロボットコンテスト実行委員会
委員長 鈴木真二 indoorflight@flight.t.u-tokyo.ac.jp
(東京大学大学院教授 航空宇宙工学専攻)

大会名:第3回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
主催:社団法人 日本航空宇宙学会
共催:東京大学21世紀COEプログラム「機械システム・イノベーション」、特定非営利活動法人 大田ビジネス創造協議会、大田区、財団法人 大田区産業振興協会
後援:経済産業省、文部科学省、大田区教育委員会
協力:大森学園高等学校
開催日:2008年3月21日(金曜日)
開催場所:大田区産業プラザ(PIO)(東京都大田区南蒲田1)
協賛:JAXA(宇宙航空研究開発機構) 三菱重工業(株) ヒロボー(株) 三菱電機(株) ソレキア(株) (株)城南サービス 川崎重工業(株) 富士重工業(株) 日本工学院専門学校 (株)ナムコ (株)野村證券 蒲田支店 (株)プラージュ (株)武蔵情報開発 (株)ジャムコ (株)巴商会 高田技術事務所 トキ・コーポレーション(株) (順不同) 
HP: http://www.indoorflight.t.u-tokyo.ac.jp/