紹介記事 : 日経産業新聞 2004年3月8日紹介
- 2012.05.22
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中小連合が宇宙関連部品 東京・神奈川 共同出資会社を設立
東京や神奈川の中小企業が来月、宇宙関連部品の受注を目的とした共同出資会社を設立する。宇宙ビジネスの関連企業や団体から受注した部品の製作を参加企業に分配。新会社は直接取引による製造単価の削減メリットを発注元に訴え、三菱電機や石川島播磨重工業などから受注を目指す。
新会社「JASPA」(仮称、横浜市)は中小企業百三十杜・団体が加盟する神奈川県異業種グループ連絡会議と
東京の特定非営利活動法人(NPO法人)、大田ビジネス創造協議会が昨年二月に立ち上げた宇宙関連部品の
共同受注組織「まんてんプロジェグト」に登録する約四十社が母体。
資本金は一千万円。航機やロケット用部品納入で実績のある青木精機製作所(東京・練馬)や山之内製作所(横浜市)など三社が幹事者となり一株二十万円の株式を五十株発行、母体となる企業のほか技術力に自信のある企業に参加を募る。
新会社が受注した宇宙産業部品は、機械加工や塗装など工程ごとに参加企業に製作を委託する。受託企業からは一〇%前後の手数料を受け取るが、発注元へ提出する書類の作成など事務作業の代行を手掛ける。
製品の品質保証も実施する。共同受注組織は先月、国の宇宙航空研究開発機構から試験装置の一部製作を請け負ったが、契約金約三百万円の二〇%超は保険料として天引きされた。大企業並みの品質測定器を所有し、保険料を五-一〇%に抑え、地域全体で受注額を増やす。
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