プレスリリース : 「高機能飛行ロボットの研究開発」が採択
- 2012.05.22
- NEWS
OBKでNEDO技術開発機構に申請しました研究開発テーマ「高機能飛行ロボットの研究開発」が採択されました!
採択事業名
NEDO技術開発機構(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称)による平成16年度「次世代ロボット実用化プロジェクト プロトタイプ開発支援事業」に係る委託事業
研究開発テーマ
「高機能飛行ロボットの研究開発」
提案内容の要約
空中を自由に移動でき、空中撮影、空中データサンプリングが可能な飛行ロボットを研究開発する。技術的な特徴は、鳥ロボットというべき小型で軽量な無人航空機を開発することであり、都市空間を低空で飛行可能な機能を開発する。軽量構造、最適設計、超小型センサー・制御機器の研究開発を行うと共に、ほぼ日本全土で高速電送可能な第三世代携帯電話端末による無線データリンクと自律飛行制御機能、最適飛行経路プラニングによって、これまでの無人航空機とは比較にならない操作の容易性を確保しようとする点から、世界に例の無い日本発の先進的・新規的技術を開発する。
有人航空機、ヘリコプターに比べて安価で操作が容易な飛行ロボットを高密度で社会に配置することが可能で、その用途は、災害、交通渋滞などの観測、自然環境監視、遭難捜査、セキュリティー監視など極めて広範である。こうした機能により、安全で安心な社会を構築する手段を安価に提供できる。また、ホビーとしての需要も大きく、巨大な海外の市場も期待できる。
東京大学工学部IARP(Innovative Aerial Robot Project)グループの航空工学の先端技術、中央大学でのデジタル地形データ処理技術、三菱電機の高度な航法機器技術を大田ビジネス創造協議会(OBK)の中小企業群の熟練した技と連携させることで効率的で企業展開も容易な研究開発体制を構築する。
主な研究分担機関
東京大学大学院工学系研究科 Innovative Aerial Robot Project グループ
鈴木・土屋研究室、李家研究室、青木研究室
中央大学理工学部 システムのモデリングと最適化研究室
田口研究室
三菱電機株式会社 誘導制御グループ
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